バイクの種類一覧|18ジャンルの特徴と違い・選び方を解説

バイクの種類一覧|18ジャンルの特徴と違い・選び方を解説

バイクには、ネイキッド、アメリカン・クルーザー、スーパースポーツ、アドベンチャー、スクーターなど、さまざまな種類があります。

この記事では、車体の形や乗車姿勢、得意な使い方を基準に、主なバイクを便宜上18種類に分けて紹介します。

バイクの種類一覧|本記事では主なバイクを18種類に整理

ネイキッドやスーパースポーツ、アドベンチャーといった、本記事で扱う一般的なジャンル名には、法律で統一された分類基準はありません。

販売店や媒体によって呼び方が異なり、ひとつの車種が複数のジャンル名で紹介されることもあります。

そこで本記事では、細かな派生名称を増やしすぎず、車体の形・乗車姿勢・得意な使い方を基準にした便宜上の18分類として整理しました。

なお、EVバイクだけは車体の形ではなく、動力方式による分類として掲載しています。

本記事で扱う18種類は、次のとおりです。

番号 バイクの種類 主な特徴・用途
1 ネイキッド カウルが少なく、街中からツーリングまで幅広く使われます。
2 ストリートファイター 鋭い外観と幅広いハンドルを持つスポーツ系です。
3 クラシック 昔ながらの外観や雰囲気を楽しめます。
4 ネオクラシック 昔風の外観と現代的な車体を組み合わせています。
5 カフェレーサー 低いハンドルと細身の車体が特徴です。
6 スクランブラー オンロード系の車体を基本に、荒れた路面を意識した装備を取り入れています。
7 アメリカン・クルーザー 低いシートと前後に長い車体を持ちます。
8 フルカウルスポーツ 車体を広く覆うカウルを備えたスポーツ系です。
9 スーパースポーツ 前傾姿勢と運動性能を強く重視しています。
10 ツアラー・スポーツツアラー 防風性や積載性を重視し、遠出を考えた車種が多くあります。
11 トレール 舗装路と未舗装路の両方に対応しやすい種類です。
12 モタード オフロード系の車体に、舗装路向けのホイールとタイヤを組み合わせています。
13 アドベンチャー 遠出の快適性と、荒れた路面への対応を意識しています。
14 モトクロッサー 管理されたコースで使う競技用バイクです。
15 トライアルバイク 岩場や段差を正確に進む競技に合わせたバイクです。
16 スクーター 乗り降りしやすく、自動変速の車種が多くあります。
17 ミニバイク・ビジネスバイク 比較的小さな車体や荷台を備え、近距離移動に使いやすい種類です。
18 EVバイク 車体の形ではなく、バッテリーと電気モーターを使う動力方式による分類です。

番号は、性能の高さや人気の順位を表すものではありません。

また、ビッグスクーターは16番のスクーター、スポーツツアラーは10番のツアラーに含めています。

トライクは用途や外観ではなく、主に車輪数や車体構造による分類となるため、18種類には含めず、後半で補足します。

まずは名前をすべて覚えようとせず、どのような姿勢で、どのような道を走るための形なのかを見ると、それぞれの違いをつかみやすくなります。

オンロード系バイクの種類と特徴は?

オンロード系とは、主に舗装された道路を走ることを考えて作られたバイクです。

街中で扱いやすい種類から、外観を楽しむ種類、遠出やスポーツ走行を重視した種類まで、性格は大きく異なります。

1.ネイキッド

ネイキッドとは、エンジンまわりを大きなカウルで覆わず、機械部分が見えやすいバイクです。

上体を極端に前に倒さずに乗れる車種が多く、街中、通勤、日帰りツーリングなど、幅広い使い方の候補になります。

ただし、ネイキッドという名前だけで、軽さや扱いやすさが決まるわけではありません。

重量のある車種もあるため、押し引きのしやすさやハンドル位置は個別に確認したいところです。

2.ストリートファイター

ストリートファイターとは、スポーツ系の車体やエンジンに、幅広いハンドルと小さなカウルを組み合わせたバイクです。

鋭い外観を持つ車種が多く、街中での操作性とスポーツらしい動きを意識した設計が見られます。

スーパースポーツより上体を起こしやすい車種もありますが、アクセル操作への反応まで穏やかとは限りません。

外観だけでなく、低速時の扱いやすさやアクセル操作への反応も確認したいところです。

3.クラシック

クラシックとは、丸型ライト、細身の燃料タンク、メッキ調の部品など、昔ながらのバイクらしい外観を持つ種類です。

昔ながらの外観や、車体全体の雰囲気を楽しみたい場合に候補になります。

クラシックという呼び方に、統一された年式や装備の条件があるわけではありません。

本記事では、昔ながらの構成や雰囲気を持つ車種を、クラシックとして整理しています。

4.ネオクラシック

ネオクラシックとは、昔風の外観と現代的なエンジン、車体、装備を組み合わせたバイクです。

丸型ライトや落ち着いた外観を採用しながら、現在の道路環境で使いやすい装備を備えた車種が多くあります。

クラシックとネオクラシックの境界は明確ではありません。

本記事では、現代設計の車体を昔風の外観に仕立てたものを、ネオクラシックとして分けています。

5.カフェレーサー

カフェレーサーとは、低いハンドル、細身の燃料タンク、後ろ側が盛り上がったシートなどを特徴とするスタイルです。

法律上の車両区分ではなく、イギリスで広がったカスタム文化を背景に持つ呼び名として知られています。

すっきりとした形は魅力ですが、ハンドル位置によっては前傾姿勢が深くなります。

外観にひかれても、腕や腰に無理な力が入る姿勢なら、急いで決める必要はありません。

6.スクランブラー

スクランブラーとは、オンロードバイクを基本にしながら、荒れた路面を意識した外観や装備を取り入れたバイクです。

幅広いハンドル、凹凸のあるタイヤ、高い位置に配置されたマフラーなどが、見分ける手がかりになります。

ただし、すべてのスクランブラーが本格的な未舗装路走行を目的としているわけではありません。

車種によっては舗装路での使用を中心に考えて作られているため、タイヤや車体下部の高さも確認する必要があります。

7.アメリカン・クルーザー

アメリカン・クルーザーとは、低いシートと前後に長い車体を持ち、ゆったりした姿勢を取りやすいバイクです。

日本ではアメリカンという呼び方が広く使われてきましたが、クルーザーと案内されることもあります。

シートが低い車種は、停車時に足を地面に下ろしやすい傾向があります。

ただし、シートが低いことと、押して動かすのが軽いことは別です。

前後に長い車体は、狭い駐車場所で向きを変えるときに大きく感じることがあります。

8.フルカウルスポーツ

フルカウルスポーツとは、車体をカウルで広く覆ったスポーツタイプの総称です。

スポーツらしい外観を持ちながら、街中やツーリングでの使いやすさにも配慮された車種が含まれます。

フルカウルという言葉は、主に外装の形を表しています。

そのため、同じような外観でも、ハンドルの高さやステップ位置、エンジンの性格は車種ごとに異なります。

スポーツ系の形が好きでも深い前傾姿勢に不安がある場合は、スーパースポーツだけでなく、フルカウルスポーツ全体から探すと候補を広げられます。

9.スーパースポーツ

スーパースポーツとは、フルカウルスポーツの中でも、運動性能を強く重視したバイクです。

低いハンドル、高い位置のステップ、走行風を受け流すカウルなどを備え、前傾姿勢になる車種が多くあります。

排気量や年式が違えば、車体の反応、姿勢、熱の感じ方も変わります。

形が似ているからといって、すべて同じ感覚で乗れるわけではありません。

スポーツらしい外観だけでなく、腕や腰の負担、低速時の扱いやすさも含めて考えたい種類です。

10.ツアラー・スポーツツアラー

ツアラーとは、防風性、積載性、長距離移動の快適性を重視したバイクです。

スポーツツアラーは、遠出の快適性に加えて、スポーツ系の動きも意識した車種を指すことが多くあります。

大きめのスクリーン、広いシート、荷物用ケースを取り付けやすい車体などが主な特徴です。

遠くまで走るときには頼もしい一方、大きな車体を毎回駐車場所から出すことが負担になる場合もあります。

旅先での快適さと、普段の出し入れのしやすさは分けて考えたほうが、自分の生活に合うか判断しやすくなります。

オフロード系バイクの種類と違いは?

オフロード系とは、未舗装路や荒れた路面への対応を意識した形を持つバイクです。

細身の車体、高い位置のシート、大きな前輪、動く範囲の広いサスペンションなどが、見分けるポイントになります。

11.トレール

トレールとは、未舗装路への対応力を持ちながら、公道走行に必要な装備を備えたバイクです。

舗装路と未舗装路の両方で使うことから、デュアルパーパスと呼ばれる場合もあります。

シート位置が高くても、車体やシートが細ければ、足を下ろしやすく感じることがあります。

数字としてのシート高だけでなく、シートの幅や車重も合わせて見ることが大切です。

12.モタード

モタードとは、オフロード系の車体に、舗装路向けのホイールとタイヤを組み合わせたバイクです。

細身で背の高い車体を持つ車種が多く、舗装路での方向転換や車体の動かしやすさを意識した設計が見られます。

トレールと外観が似ていますが、モタードは舗装路での走りを重視しています。

一方で、細身の車体は荷物を積む場所が限られることもあるため、遠出を考えている場合は積載方法も確認したいところです。

13.アドベンチャー

アドベンチャーとは、ツアラーの快適性と、オフロード系の形を組み合わせたバイクです。

高めの車体、大きなスクリーン、上体を起こした姿勢、荷物を積みやすい後部などを備えています。

同じアドベンチャーでも、未舗装路への対応を強く意識した車種と、舗装路での遠出を中心に考えた車種があります。

大きなスクリーンや荷物用ケースが付いているだけで、得意な道を判断することはできません。

タイヤ、ホイール、車重、車体下部の高さを見ると、車種ごとの違いをつかみやすくなります。

14.モトクロッサー

モトクロッサーとは、管理されたモトクロスコースで使うことを目的に作られた競技用バイクです。

軽く細身の車体と、荒れた路面で大きく動くサスペンションを備えています。

外観はトレールに似ていますが、一般的なモトクロッサーは競技専用車で、通常は公道走行に必要な灯火類などを備えていません。

一般道路を走れるかどうかは外観だけで判断せず、その車両が公道走行に対応しているかを確認する必要があります。

15.トライアルバイク

トライアルバイクとは、岩場や段差などを正確に進む競技に合わせたバイクです。

車体は非常に細く、競技中に立った姿勢で操作しやすい形になっています。

モトクロッサーと同じ競技用バイクに見えることがありますが、目的は速く周回することではありません。

低い速度でバランスを保ち、障害物を越えるための操作性が重視されています。

競技専用のトライアルバイクは、一般道路を走るための装備を備えていない場合があります。

公道走行への対応状況や使用できる場所を、車両ごとに確認しましょう。

スクーター・ミニバイク・EVバイクの違いは?

街中で見かける機会が多いスクーターやミニバイクも、車体の構造や使い方によって性格が異なります。

EVバイクは車体の形ではなく、動力方式を表す分類です。

16.スクーター

スクーターとは、車体中央を大きくまたがずに乗り降りしやすい、ステップスルー形状を採用した車種が多いバイクです。

自動変速のモデルが多く、通勤、買い物、近距離移動などに使われています。

足元が平らな車種もあれば、車体中央に盛り上がりのある車種もあります。

スクーターという名前だけで形を決めつけず、足の置き場や荷物の収納方法も確認するとよいでしょう。

大きな車体を持つスクーターは、一般にビッグスクーターと呼ばれます。

本記事では、ビッグスクーターを別の種類として数えず、16番のスクーターに含めています。

ビッグスクーターは広いシートや収納を備える一方、車体そのものは大きく、押して動かす場面では重さを感じることがあります。

17.ミニバイク・ビジネスバイク

ミニバイクとは、比較的小さな車体を持つバイクをまとめて表す呼び方です。

排気量やホイールの大きさについて、統一された定義があるわけではありません。

ビジネスバイクは、配達、通勤、荷物の運搬などに使いやすいよう、荷台や乗り降りしやすい車体を備えたバイクです。

ただし、仕事にしか使えないバイクという意味ではありません。

近距離をのんびり走ったり、荷物を積んで出かけたりと、普段の生活に取り入れやすい種類でもあります。

ミニバイクとビジネスバイクは厳密には異なる呼び名ですが、本記事では、小さな車体を生かした身近な移動用バイクとして17番にまとめています。

18.EVバイク

EVバイクとは、ガソリンエンジンではなく、バッテリーと電気モーターで走るバイクです。

EVは車体の形を表すジャンル名ではありません。

そのため、電動スクーター、電動ネイキッド、電動オフロードなど、別の車体ジャンルと組み合わせて案内されます。

EVバイクを選ぶときは、充電方法、充電場所、走行できる距離、充電に必要な時間、車重などを確認する必要があります。

表示されている走行距離は、速度、気温、荷物、道路状況などによって変わることがあります。

また、同じ電動車でも、モーターの出力や車体の構造などによって、車両区分、必要な免許、走行できる場所が異なります。

普段走る距離と充電環境を先に考えると、自分の使い方に合うか判断しやすくなります。

EVバイクの充電と走行を示すイメージ

似ているバイクの種類はどこが違う?

ジャンル名が似ていたり、外観が近かったりするバイクでも、重視している部分は異なります。

特に迷いやすい組み合わせは、次のように整理できます。

比較する種類 主な違い
ネイキッド
ストリートファイター
どちらもカウルが少ない種類です。ストリートファイターは、スポーツ系の外観や機敏な反応を重視する傾向があります。
クラシック
ネオクラシック
クラシックは昔ながらの構成や雰囲気を持つ種類です。ネオクラシックは、現代設計の車体を昔風の外観に仕立てたものが中心です。
フルカウルスポーツ
スーパースポーツ
フルカウルスポーツは、カウルを備えたスポーツタイプを広く含みます。スーパースポーツは、その中でも運動性能を強く重視した種類です。
スクランブラー
トレール
スクランブラーは、オンロード車を基本にしたモデルも多くあります。トレールは、未舗装路への対応をより重視しています。
トレール
モタード
トレールは、未舗装路も考えたタイヤや車体を備えています。モタードは、オフロード系の車体に舗装路向けのホイールとタイヤを組み合わせています。
アドベンチャー
ツアラー
アドベンチャーは、オフロード系の形と遠出の快適性を組み合わせています。ツアラーは、舗装路での防風性や積載性を重視する傾向があります。
アメリカン・クルーザー
ツアラー
アメリカン・クルーザーは、低く長い車体とゆったりした乗車姿勢が特徴です。ツアラーは、防風性や長距離移動の快適性を重視しています。

これらは、公的に統一された定義ではなく、本記事で違いを理解しやすくするための整理です。

現在は複数のジャンルの特徴を組み合わせた車種も多く、境界を明確に決められないことがあります。

たとえば、昔風の外観を持ちながらスポーツ系の車体を採用したバイクや、アドベンチャー風の外装を持ちながら舗装路での走行を中心にしたバイクもあります。

名前を正確にひとつに決めるより、その車種がどの特徴を強く持っているかを見るほうが、実際の性格を理解しやすくなります。

トライクはバイクの18種類に入らないの?

トライクとは、車輪を3つ備えた車両を指す呼び方です。

前1輪・後ろ2輪の車両だけでなく、前2輪・後ろ1輪の車両もあります。

トライクは、ネイキッドやスクーターのように用途や外観で分けたジャンルではなく、主に車輪数や車体構造による分類です。

そのため、本記事の18種類には含めていません。

なお、車輪が3つある車両でも、すべて同じ免許で運転できるわけではありません。

車輪の配置、左右の車輪の間隔、走行時に車体が傾く構造などによって、道路交通法上の扱いや必要な免許が異なる場合があります。

また、道路運送車両法上の登録区分と、道路交通法上の免許区分が一致しない場合もあります。

バイクの種類は形のどこを見れば分かる?

バイクのジャンル名をすべて覚えていなくても、車体の形を見れば、おおよその用途を想像できます。

確認したいのは、主に次の6か所です。

  • カウルが車体をどこまで覆っているか
  • ハンドルが高いか低いか
  • シートとステップがどの位置にあるか
  • 前輪の大きさとタイヤの模様
  • スクリーンが大きいか
  • 荷台や荷物用ケースを付けやすいか

車体がカウルで広く覆われ、ハンドルが低く、ステップが高い位置にあるなら、フルカウルスポーツやスーパースポーツの可能性があります。

同じフルカウルでも、スクリーンやシートが大きく、荷物を積みやすい形なら、ツアラー寄りです。

エンジンが見え、幅広いハンドルが付いているなら、ネイキッドやストリートファイターが候補になります。

丸型ライトや細身の燃料タンクが目立つなら、クラシックやネオクラシックに分類されることがあります。

細身の車体、大きな前輪、深い溝のあるタイヤ、地面から離れた車体下部が見えるなら、トレールなどのオフロード系です。

そこに大きなスクリーンや荷物用ケースが加わると、アドベンチャー寄りに見えます。

低いシートと前後に長い車体が目立つなら、アメリカン・クルーザー系です。

車体中央を大きくまたがずに乗り降りできる形なら、スクーター系と判断しやすくなります。

大切なのは、形だけで性能を決めつけないことです。

同じジャンルでも、車重、ハンドル位置、シートの幅、エンジンの反応は車種ごとに異なります。

自分に合うバイクの種類はどう選ぶ?

自分に合う種類を探すときは、人気や排気量だけでなく、実際に使う場面から考えます。

最初に決めたいのは、よく走る場所と、バイクに求めることです。

主な使い方 候補になりやすい種類 確認したいこと
街中や近距離 スクーター
ミニバイク
ネイキッド
取り回し
収納
乗り降り
日帰りツーリング ネイキッド
フルカウルスポーツ
クラシック
姿勢
防風性
負担の感じ方
高速道路を使う遠出 ツアラー
スポーツツアラー
アドベンチャー
走行風
積載性
車体の大きさ
スポーツ系の形を楽しむ フルカウルスポーツ
スーパースポーツ
前傾姿勢
低速時の扱いやすさ
ゆったり走る アメリカン・クルーザー
ツアラー
ステップ位置
車体の長さ
荒れた路面も走る トレール
アドベンチャー
タイヤ
車重
車体下部の高さ
街中で軽快に走る モタード
ネイキッド
シート高
積載性
走行風
外観や雰囲気を楽しむ クラシック
ネオクラシック
カフェレーサー
姿勢
日常での使いやすさ

すべての希望を一台で満たそうとすると、候補を決めにくくなります。

まずは「最もよく走る場所」と「どうしても譲れない形」を、ひとつずつ決めると整理しやすくなります。

気になる車種が見つかったら、可能な範囲で実車にまたがり、次の点を確かめます。

  • ハンドルまで無理なく手が届くか
  • 上体の角度を保ちやすいか
  • 車体を起こした状態で支えやすいか
  • 足を下ろしたときにステップが当たりにくいか
  • 駐車場所で押したり向きを変えたりできるか

足が地面に届くことは大切ですが、それだけで安心感が決まるわけではありません。

シートの幅、燃料タンクの形、車体の重さを感じる位置、ハンドルの切れ方によって、同じシート高でも支えやすさは変わります。

また、性能や便利さだけでなく、乗らない日にも眺めたくなるかという気持ちも大切です。

扱いやすさだけで選ぶより、見るたびに気持ちが動くかどうかも、長く付き合ううえでは大切な判断材料になります。

ただし、好きな形だからといって、負担の大きい姿勢や扱いにくい重さを無理に受け入れる必要はありません。

速さより、無理せず気持ちよく走り、安心して帰ってこられる種類を選ぶほうが、自分のペースで付き合いやすくなります。

バイクの種類一覧は名前より形と用途を見ることが大切

バイクを車体の形・乗車姿勢・得意な使い方から、便宜上18種類に整理しました。

ジャンルの境界は明確ではなく、ひとつの車種が複数の特徴を持つこともあります。

名称だけで判断せず、カウル、ハンドル、シート、ステップ、タイヤなどを見て、自分の使い方に合う種類を選ぶことが大切です。